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「相続税」とは

相続税とは、亡くなった方から残った財産を相続(遺贈)した時に納める税金のことです。

この相続税の対策として、生命保険を活用した節税方法が上げられます。

また、相続税は平成27年1月1日より改正されたことで、増税問題が大変話題となりました。

これまで相続税の納税対象は全体の約4割でしたが、改正後は全体の6割まで引き上げられるといわれています。

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今まで相続税には関係がないと思っていたご家庭でも、納税の可能性は十分にありますので、相続税の知識や対策法はしっかりと抑えておきましょう。

今回は、生命保険を活用した相続税対策と改正のポイントをご紹介していきたいと思います!

相続税の基礎知識も合わせてご紹介していきますので、是非とも参考にしてみてください!

相続税の基礎知識

①相続とは

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相続とは、人が亡くなった時に資産を配偶者や子供などが遺産として引き継ぐことです。

この時に納めるのが「相続税」となります。

相続の基礎用語

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・被相続人→亡くなった人のこと。

・相続人→財産を取得した人のこと。

・法定相続人→相続により取得した人。

・受遺者→遺言書により財産を遺贈された人。

・納税義務者→相続人と法定相続人が対象。

②誰が相続できるのか

相続として財産を受け継ぐことができる人のことを「相続人」といいます。

この相続人は配偶者の順に順位があります。

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(1)配偶者

(2)子供(亡くなっている場合は孫、ひ孫)

(3)親(亡くなっている場合は祖母)

(4)兄弟姉妹(亡くなっている場合は甥まで)

③申告・納付期限

相続税に関する支払や申告は、遺産を引き継ぐ相続人が行います。

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相続時には「遺産分離」「名義変更」が必要ですが期限はありません。

しかし、相続を放棄する場合や税務署への申告には期限があるため注意しましょう。

・相続の放棄or承諾

→相続が発生してから、3か月以内。

・所得税や消費税の順確定申告

→相続が発生してから、4か月以内。

・相続税の申告

→相続が発生してから、10か月以内。

④相続税の課税対象について

ここで相続時に、どんなものが相続税の対象となるか確認してみましょう。

本来の相続財産

原則、相続税の課税対象は、被相続人(亡くなった人)が“所有していた財産全て”です。

そのため、有形資産(貯金や土地など)と無形資産(特許権など)も課税の対象となります。

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・土地(田、畑、住宅、森林など)

・家屋(家屋、構築物)

・現金預金(現金、普通預金、定期預金など)

・有価証券(株式、債券、公債、社債など)

・家庭用財産(家具、じゅうき備品など)

・事業〔農業〕財産(機械器具、農機具など)

・その他(立木、特許権、著作権、貸付金など)

みなし相続財産

みなし相続財産とは、本来の相続財産で引き継いだ財産でなくても、相続や遺贈によって財産を引き継いだ時に、本来の相続財産と同じ経済価値があると認められた場合に、相続や遺贈で引き継いだと同じとみなされて相続税の対象となる財産です。

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・生命保険金や共済金

・死亡退職金

・生命保険契約に関する権利

(保険事故が発生していないもの)

・退職年金や郵便年金など

⑤遺産分離とは

遺産分離とは、複数の相続人によって共有となった相続財産を各相続人に分配することです。

相続が開始することで、被相続人の財産は相続人へ引き継がれます。

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例えば、父、母、子供の3人であった場合。

夫(被相続人)が亡くなると、母と子供が相続人となって遺産を共有することになります。

この共用となった相続財産を、単独所有に分配するのが遺産分割です。

また、遺産分割に期限はなく、遺産分割をしない限りは各相続人の共有の財産のままです。

相続税の申告義務は相続開始から10カ月以内なので注意。

相続税の改正について

ご存知の方も多いかと思いますが、相続税は平成27年1月1日より改正されました。

この改正で基礎控除額の引き下げや相続税率の引き上げなど、相続税は増税をされました。

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それでは、具体的にどのあたりが改正されたのか、改正ポイントを確認してみましょう。

①基礎控除額の引き下げ

今回の改正で最も重要といえるのが、この基礎控除額の引き下げです。

これまでも含めた相続税の基礎控除額の計算式は下記の通りです。

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<改正前>

5,000万円+(1,000万円×法定相続人の数)

<改正後>

3,000万円+(600万円×法定相続人の数)

この計算式を基に、基礎控除額の変化をそれぞれ比べてみます。

例えば、「父、母、子」の3人家族で、父親が死亡して遺産が6,000万円の場合。

<改正前>

5,000万円+(1,000万円×2人〈母+子〉)=7,000万円

→遺産が基礎控除額を超えないため非課税。

<改正後>

3,000万円+(600万円×2人〈母+子〉)=4,200万円

→遺産が基礎控除額を超えるので相続税の対象

この基礎控除割合が6割に減少したことで、相続税の対象が広がり申告を必要とする人も増えるといわれています。

②相続税率の引き上げ

法定相続人の受取金額が、2億円以上~3億円未満の場合は「45%」6億円以上は「55%」引き上げられました。

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ただ、財産が多い方が対象なため、一般的に基礎控除額の方が身近な問題となるでしょう。

③増税に対する緩和処置

今回、相続税は大幅に増税されましたが。

その一方で増税対策として、2つの緩和処置が用意されました。

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・未成年控除

改正前:20歳になるまで1年あたり6万円

改正後:20歳になるまで1年あたり10万円

・障害者控除

改正前:85歳になるまで1年あたり6万円

改正後:85歳になるまで1年あたり10万円

相続税と生命保険

①生命保険による控除(非課税枠)

生命保険によって受け取ることができる、死亡保険金は相続税の課税対象となります。

しかし、生命保険には相続税が非課税になる「非課税枠」が設定をされています。

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そのため、現金などで相続をした場合は相続税が課せられますが、生命保険で受け取った場合は控除が適用された金額に対して相続税が課税されるので、最終的に納める相続税は減らすことができます。

生命保険の死亡保険金による、非課税枠の計算式は下記の通りです。

※この計算式が利用できるのは、死亡保険金のみので注意!

生命保険金の非課税枠 =500万円 × 法定相続人の数

例えば、父(被相続人)、母、子供が3人の法定相続人が計4人で計算をしてみると。

死亡保険金3,000万円を受け取った場合

・非課税枠分の計算

500万円×4人(法定相続人)

=2000万円(非課税枠)

・相続税の対象となる金額 

・3000万円(死亡保険金)ー2000万円(非課税枠)

=1000万円(相続税の課税対象)

この様に生命保険による非課税枠では、相続税の課税金額を2000万円抑えることができます。

課税金額が少なくなれば、相続税も抑えることができて、結果として節税に繋がります!

②相続税対策は終身死亡保険に加入

生命保険で相続税をするためには、「終身死亡保険」の加入が望ましいです。

定期死亡保険の場合は、一定期間の保障のため死亡保険金が受け取れる保障はありません。

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また、定期付終身保険のような一生涯保障は続いても、死亡保険金が減少していく商品だと非課税枠での控除額も少なくなります。

そのため、将来の相続税対策のためにも、一生涯の保障で死亡時に確実に死亡保険金が受け取れ、死亡保険金は契約時からずっと変わらない終身死亡保険に加入すると良いでしょう。

③遺産分散対策

一般的に相続財産は、家(自宅)や現金預金や死亡保険金が多いといわれています。

この相続する時に発生する問題といえば、親族間の遺産相続の問題がありますよね。

遺言が用意をしてあっても、遺産分散を円滑に行うことは難しいケースもあります。

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しかし、生命保険の死亡保険金は、遺言もなく遺産分散協議になった場合でも、決められた受取人へ円滑に相続ができます。

決めた相続人に死亡保険金をしっかり相続することができるため、遺産分散の対策ができるといわれています。

相続税のまとめ

これまでは相続税は、お金持ちだけで私たちには関係のない問題と思っていた方もいることでしょう。

しかし、平成27年1月1日の改正によって基礎控除額が引き下げられ、相続税の対象となる人は増加をしました。

また、東京都内では約13%が、東京23区内では約25%の人が納税の対象になるといわれ、実に4人に1人が相続税を納めなくてはならないといわれています。

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もう、私たちの身近な問題として「相続税問題」はすぐそばまで迫っているのです!

今回、ご紹介をした生命保険を活用した相続税対策は「終身死亡保険」が大きなポイントとなっていますが。

一言で終身死亡保険といっても商品数も多く、どの保険が良いのかわかりませんよね。

そこで、最後に私がご紹介したいのが「保険のプロであるFPさんに相談する方法」です!

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相続税や保険に関する豊富な知識を持ったプロのFPさんが、あなたにピッタリな保険の提案をしてくれます!

対談の中で担当のFPさんは、あなたの保険や相続に関する悩みにも親身に答えてくれます!

「相続税を~万円くらい節税するにはどの保険が良いのか」などの希望だけで構いません。

是非、保険のプロのFPさんに相談してあなたに最適な相続税対策保険を見つけましょう!

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2017-11-26

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